東京サウンドボックス

2022年10月27日

リサイクル業者に防音室買取を依頼するときに注意すること

最終更新: 2023年2月15日

ご覧いただきありがとうございます!
 
関東を中心に全国で防音室の移設、買取、販売を専門に行なっている、(株)東京サウンドボックスの佐藤と申します。
 

近頃ヤフーオークションを見ていますと、”中古防音室、解体済み、引き取りのみ”という文言で、リサイクル業者様が出品しているのをよく見かけます。


 
防音室の他にも家電、家具、PC類、その他多種多様な商品を出品していて、”いろんな商品を扱うのは大変なはずなのにすごいなぁ!”と感心してしまうのですが、防音室の取り扱いに関しては不適切なケースを過去数回、目撃してしまいました。

〜お客様からの問い合わせ〜
 
”旧式の防音室をオークションで買ったので、引き取り、組み立てをしてほしい”
 
旧式の防音室は基本ジャンク扱いで出品されていて、破損、欠損しているパーツ、があったり、補償がなかったりします。その為非常に安価で落札される様なのですが、購入者であるお客様はこの後、大変に苦労されることになります。


 
旧式防音室の”組み立てのみ”に対応する業者がいない

(株)東京サウンドボックスでは旧式防音室の移設や買取に対応しておりますが、解体済みのものに関しては対応しておりません。旧式は手加工のパーツが多く、個体によって部材の形、配置が違ったりします。解体済みの場合はたくさんあるパーツをパズルの様にいろんな配置を試しながら組んでいかなければなりません。しかも欠品や破損しているパーツがあるとなると、不可能ではないのですが、組み立て保証ができないので、基本的にはお断りしています。他業者様も同じスタンスかと思います。

当然お客様ご自身での組み立ては無謀な作業になりますので、いざ防音室が配送されてきて、大量の部材が玄関に溢れかえってしまいます。
 
結局組み立ては諦め、返品もできない為、産業廃棄物として業者に引き渡し、10万円近い処分費用がかかってしまいました。

〜たらい回し編〜

同じケースで旧式の防音室をオークションで買われた方が、防音室にしては安いとはいえ10万円以上の防音室、捨てるのにもお金がかかるということで、メルカリに出品されているのを目撃しました。同じ写真、同じ文章を使っておられました。
 
”あ、これは次買った方も同じ被害に遭うことになるな、、、”と分かりつつも、第3者としては横槍を入れるわけにもいかず傍観しておりました。
 
すると数日後、メルカリで新しい被害者となってしまった方からお問い合わせがありました。
 
”なんとか組み立てしてもらえませんか”とご依頼いただきましたが、組み立て保証ができないという点から当社では組み立てができないと、お断りさせていただきました。
 
最終的にその方は産廃業者に引き取りを依頼されたそうです。

以上の様に、私の見る限りでも3人は同じ被害に合っています。旧式防音室の特性が分からないと同じ被害が起こってしまうのは避けられないのですが、まず第一に”旧式防音室をリサイクル業者に引き渡さない”というのが大事です。

(株)東京サウンドボックスでは、まだ使える旧式の防音室を引き続き使っていただける様、丁寧に解体、運搬、設置までさせていただきます。

是非一度、ご相談いただければと思います。

(株)東京サウンドボックス 佐藤文哉
 
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公式HP:https://www.tokyosoundbox.com/
 
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