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〜防音室が設置可能か、検証する方法〜

防音室の購入を検討しているが、設置したい部屋に入るかどうか分からない・・・

移設先のお部屋で、所有する防音室が入らなかったどうしよう・・・

初めて防音室を導入される場合や、大きめの防音室を狭いお部屋に入れる場合、防音室が設置可能かどうか、見ただけでは判断が難しい場合があります。


”いざ組み立ての際に、サイズが足りなくて防音室が入らない、、、、”


となってしまったら大変なので、事前にしっかり検証する必要があります。

​このページでは、防音室が設置可能かどうか、検証する方法を解説致します。

​*計測にはメジャーが必要です。メジャーは100円ショップで購入できます。

・防音室の外寸サイズを確認

防音室の外寸サイズを確認しましょう。

メーカーやモデルによって若干異なります。詳しくはメーカー別寸法データページ(現在工事中)をご覧ください。

*外寸サイズには換気扇の出っ張り、ドアを開いた時の幅は含まれておりません。

高さは標準タイプで207cm前後、Highタイプで226cm前後です。

​〜外寸の平均数値〜

・0.8畳→95×139cm

・1.2畳→139×139cm

・1.5畳→139×183cm

・1.7畳→183×160cm

・2.0畳→183×183cm

・2.5畳→183×233cm

・3.0畳→183×276cm

・3.5畳→183×323cm

・4.3畳→232×323cm

・4.6畳→228×338cm

・換気扇、ドアの開き幅を確認

換気扇は約14〜17cm、外側に出っ張ります。

*どうしても収まらない場合は換気扇を室内に取り付けることも可能です。

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ドアを90度開けた際、ヤマハの場合70cm程度カワイの場合76cm程度の幅が出ます。
*内開き仕様の場合は特に影響ありません。

​*外開き仕様を内開きに変更することは基本的にできません。

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・お部屋のサイズ・出っ張り等を確認

防音室を設置するお部屋のサイズを確認しましょう。

*防音室は通気性を持たせる為、通常壁から5cmほど離して設置します。

同時にお部屋の梁(はり)、柱、エアコン、ピクチャーレール、窓枠等の出っ張り具合、高さをチェックします。

*特にマンションでは梁等の出っ張りが多く、梁の下に防音室の高さが収まらないケースが多いです。

梁(はり)やエアコンの下に換気扇やドアの開き幅を潜り込ませることは可能ですが、これらは取外し、取り付けの際、取り付け位置から上方向に+5〜6cmの余裕が必要になります。

・防音室のレイアウトを確認

移設や新規購入の際、ドア位置、換気扇の位置を入れ替える等、レイアウトを変更できる場合があります。
レイアウトによって必要な寸法が変わる場合もあるので、レイアウトをある程度想定しておきましょう。

 

*レイアウトの変更については、防音室のレイアウト変更(パネル位置入れ替え)解説ページ(現在工事中)をご覧ください。

・コンセントやエアコンのアフターケア等を確認

防音室を設置した際にアクセスできなってしまうコンセント、テレビ線、インターネット設備がないかどうか確認しましょう。必要な場合は予め延長コードや長めのテレビ線、LANケーブル等を用意しましょう。

*防音室は一度組み立ててしまうと、基本的に解体しなければ動かせません。動作確認、通電確認も予め行いましょう。

エアコンの近くに防音室を設置する場合は、送風を妨げない様な配置、また故障や入れ替えができる様に距離を開けましょう。
*防音室のメンテナンスや交換には、前方に少なくとも20〜30cmのスペースが必要です。

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