top of page
  • 執筆者の写真東京サウンドボックス

無料で出来る、最強の防音対策とは?

どうもこんにちは。東京サウンドボックスの佐藤です。

防音コンサルタントとしての顔を持つ私ですが、よく知り合いのミュージシャンに防音に関する相談をされます。

”今度引っ越すから、引越し先に防音室を入れたいんだけど、、、”
”近々自分でできる範囲で本格的に防音工事したいんだけど、どうしたらいい?”

そんな時、僕が必ずと言っていいほど申し上げるのが、

”いいご近所関係を結ぶために、しっかり挨拶にいきましょう”

ご近所への挨拶です。新しく引越したり、防音工事をして何かしら音出しする場合は特にです。

どの様に自己紹介するか。どんな手土産を持っていくか。どんな服装で行くか。音を出す事に関してどうやって言及するか。

しっかり考えてから挨拶に行きましょう。

どんなにいい防音室を置いても、お金をかけて防音リフォームしても、音が漏れて騒音クレームに繋がることはあります。お隣が音に対してとても神経質だったとか、夜勤でお昼寝る人だったりとか、クレーマー体質だったりとか、、、運要素も強いです。

そんな時、いい人間関係が築けていたらどうでしょう?それとなく自分がミュージシャンであることを明かして、どんな夢と目標を持って音を出すのかを共有して、もし理解してもらえれば、多少、音が漏れたとしても”あ、あの人が今日も楽器の練習してるな。夢に向かって頑張ってるんだな”と、前向きに捉えてくれる可能性が高まります。

しかし、引越しの挨拶をしなければどうなるでしょう。人間は正体不明の人、物、音を恐れます。音は一度意識してしまうとずっと気になってしまいます。”ん?なんか音が聞こえるな。こないだ引っ越してきた奴だな。音楽やってるのか?ミュージシャンなんかロクなもんじゃ無い。これ以上うるさくなったら困るし、今のうちに管理会社に連絡しよう”と言った具合で、クレームにつながる可能性が高くなります。

防音室を買う前に、防音工事を始める前に、まずご近所を見方につける。そのために良好な人間関係を作る。しっかり挨拶をする。

それが最優先事項だと思います。


東京サウンドボックス代表 佐藤文哉

関連記事

すべて表示

防音室以外の防音方法〜持ち家編〜

”持ち家の一部屋を防音部屋にしたいが、組み立て式防音室は予算オーバーだ。ご近所に対する防音対策と、家族に迷惑がかからない程度の防音ができればいいが、何か方法はないか?” 東京サウンドボックスは現在、基本的には防音室を取り扱っている業者です。ヤマハさん、カワイさんなどが製造されている防音室を移設したり、中古品の売買をしたり、オリジナルの防音室の開発をしたりしております。 ですが、技術的には防音工事も

bottom of page