東京サウンドボックス

2023年2月8日

中古防音室紹介編〜サイレントデザイン〜

最終更新: 2023年2月15日

ご覧いただきありがとうございます!
 
関東を中心に全国で防音室の移設、買取、販売を専門に行なっている、(株)東京サウンドボックスの佐藤と申します。
 
今回は中古防音室紹介編ということで、

”サイレントデザイン防音室”

をご紹介させていただきます。私が扱ってきた上で感じた仕様、前後のシリーズとの違い、総合評価などを記していきますので、中古品の購入を検討中の方は是非参考にしていただければと思います。
 

・製造年、時代背景

2004年頃〜2023年2月現在まで製造されています。元々ヤマハで防音室事業に関わっていた方が独立されて作られたメーカーです。
 
ヤマハ、カワイ等が生産する高品質な防音室は価格が非常に高く、なかなか手が届かない中で比較的コストを抑えたシンプルな構造を開発されています。
 
また施工性が非常によく、個人でも組み立て、解体、移設ができるという名目で販売されているのも大きな特徴です。

・防音性能

-30、35dbの2ラインナップです。吸音材は付属しない為、室内は比較的音が響きやすいです。低価格が売りのため、この辺りはコストダウンした仕様ですが、ユーザーの方で吸音材を施工することで遮音と吸音のバランスを取ることができます。

・耐久性

表面の仕上げは比較的安価で日焼けや汚れが目立ちやすいですが、パネル自体は剛性の高い合板が使用されており、反りや水、高温多湿には強い印象です。

・デザイン、仕様

比較的シンプルなデザインで塗装等もコストダウンがなされているため、若干の安っぽさは否めません。パネル固定の金具も表面で目立っていますが、施工性は高くなっています。
 
ネックとしては天井照明、スイッチが無く、間接照明を用意する必要がある点でしょうか。
 
ドアも小さい設計で、体の大きい方は出入りがし辛いかもしれません。

比較的安価な防音室として、中古品も多く出回っています。シンプルな仕様の反面、ユーザーでカスタマイズすれば他のメーカーには無い雰囲気を出せます。
 
ユーザー自身で解体、組立ができるという名目ですが、パネルは剛性が高く質量も大きいので、比較的危険です。金具も全て外さないと平積みできないので、工具や人員はある程度必要かと思います。
 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


 
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(株)東京サウンドボックス 代表:佐藤文哉
 
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