
- 防音室完全データベース -
*YAMAHAアビテックス*
*KAWAIナサール*
(株)東京サウンドボックスではメーカー、年式問わずほぼ全ての防音室を取り扱っております。
こちらのページでは当社で業務上用いている防音室の寸法、重量、当時の販売価格、中古品の相場等のデータを大公開させていただきます。
これから防音室を買われる方、ご自身の防音室を個人売買される方に、参考にしていただけますと幸いです。

*データに若干の誤差がある場合や、特注で微妙にサイズが変更されている場合があります。基本は実物を計測いただき、こちらのデータは参考までにしていただくのが確実です。(表記 幅×奥行き×高さ)
***シリーズ名をクリックしていただくと自動スクロールします。
- YAMAHA アビテックス -
AMDシリーズ(2015~現行品)
0.8畳・・外寸:1002×1443×2069㎜
内寸:884×1324×1923㎜
重量:300kg前後
1.2畳・・外寸:1443×1443×2069㎜ 内寸:1325×1325×1964㎜
重量:360kg前後
1.5畳・・外寸:1443×1884×2095㎜ 内寸:1325×1766×1963㎜ 重量:450kg前後
2畳・・・外寸:1884×1884×2095㎜
内寸:1766×1766×1963㎜
重量:500kg前後
2.5畳・・外寸:1884×2325×2095㎜ 内寸:1766×2207×1963㎜ 重量:580kg前後
3畳 ・・・外寸:1884×2766×2095㎜
内寸:1766×2648×1963㎜
重量:670kg前後
3.5畳・・外寸:1884×3207×2095㎜ 内寸:1766×3089×1963㎜ 重量:750kg前後
3.7畳・・外寸:2325×2766×2095㎜ 内寸:2207×2648×1963㎜ 重量:800kg前後
4.3畳・・外寸:2325×3207×2095㎜ 内寸:2189×3071×1963㎜ 重量:900kg前後
*寸法に関して、それぞれ壁側面に換気扇+170㎜が付きます。天井が高いタイプは外寸高さ+200㎜前後になります。
当時の販売価格は0.8畳で77~107万円、1.2畳で85~122万円前後、1.5畳で98~136万円前後、2畳で127~176万円前後、2.5畳で147~193万円前後、3畳で161~209万円前後、3.5畳で183~235万円前後、3.7畳で198~240万円前後、4.3畳で218~268万円前後です。
・製造年、時代背景
2015年〜現在2023年2月まで発売されている現行品になります。大型調音パネル(ABS樹脂製)により低音域の音響特性が改善し、前シリーズに引き続き2畳以上は完全浮床仕様になっています。
施工性も考慮され、過去全シリーズの良いとこ取りをした完全体モデルです。
コロナ禍の後押しもあり、また配信者という新しい職業の対等によって、アビテックスの工場フル稼働でも追いつかないほどの注文が入っているそうです。中古品はまだまだ相場が高いですが、流通量は過去最大級になるでしょう。
サイズのラインナップは変わらず0.5、0.8、1.2、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、3.7、4.3畳になります。
・防音性能
-35,40dbの2ラインナップです。今回から大型調音パネルが採用され、低音域の音響特性が改善された様です。
・耐久性
前シリーズから特に変更はなく、汚れやカビ、湿気、日焼けにも強い、素晴らしい耐久性を持っています。
・デザイン、仕様
前シリーズと比べると若干明るめの色合いになり、初採用の大型吸音パネルのデザインも洗練されています。年式により若干のマイナーチェンジがあり、昨今のテレワーク、配信者向けに配線用の穴が標準で装備されました。
・総合評価
世界のYAMAHAが過去30年近く防音室を作ってきた中での技術をフル活用し、時代の流れや需要に答え、現代の最高峰といえる防音室を出しました。
様々なシーンで大活躍の防音室です。中古価格はまだまだ高いですが、耐久性にも優れた末長くお使いいただけるかと思います。
AMCVシリーズ(2010~2011年)
0.8畳・・外寸:944×1385×2065㎜
内寸:757×1198×1921㎜
重量:300kg前後
1.2畳・・外寸:1385×1385×2065㎜ 内寸:1198×1198×1964㎜
重量:350kg前後
1.5畳・・外寸:1385×1826×2065㎜ 内寸:1198×1639×1964㎜ 重量:450kg前後
2畳・・・外寸:1914×1914×2088㎜
内寸:1748×1748×1963㎜
重量:500kg前後
2.5畳・・外寸:1914×2355×2088㎜ 内寸:1748×2189×1963㎜ 重量:580kg前後
3畳 ・・・外寸:1914×2796×2088㎜
内寸:1748×2630×1963㎜
重量:670kg前後
3.5畳・・外寸:1914×3237×2088㎜ 内寸:1748×3071×1963㎜ 重量:750kg前後
3.7畳・・外寸:2355×2796×2088㎜ 内寸:2189×2630×1963㎜ 重量:800kg前後
4.3畳・・外寸:2355×3237×2088㎜ 内寸:2189×3071×1963㎜ 重量:900kg前後
*寸法に関して、それぞれ壁側面に換気扇+170㎜が付きます。天井が高いタイプは外寸高さ+200㎜前後になります。
・製造年、時代背景
2010~2011年に製造されていたモデルです。こちらのモデルから床の構造が完全浮床モデルになり、振動対策が強化されました。現行品とかなり近い仕様で、ヤマハアビテックスの完成形とも言える、隙のない完璧なモデルと言えます。
サイズのラインナップは0.8、1.2、1.5畳のボックスタイプと、2.0、2.5、3.0、3.5、3.7、4.3畳になります。それぞれのサイズに壁高のオプションがあります。ボックスタイプにはマジックテープ仕様の吸音材が導入されました。
当時の販売価格は0.8畳で50~87万円、1.2畳で57~97万円前後、1.5畳で66~110万円前後、2畳で85~140万円前後、2.5畳で95~150万円前後、3畳で103~160万円前後、3.5畳で123~180万円前後、3.7畳で133~190万円前後、4.3畳で149~210万円前後です。
・防音性能
-30,-35,-40dbの3ラインナップです。非常にバランスの良い遮音性、吸音性がある為、流通量が多いのは-35dbかと思います。
2畳以上のサイズでは防振床が採用され、振動対策がなされています。
・耐久性
傷のつきにくい、劣化のしにくい強い壁紙で全体を覆われ、多少の水漏れ、カビ、湿気では中の木材部分までダメージが届きません。
過去最大の耐久性が完成し、現行モデルまで引き継がれています。
・デザイン、仕様
一般住宅やオフィス、病院、大学等、どこで見かけても違和感のない、シャープなデザインです。古い日本家屋にこれが置いてあったら悪目立ちするでしょう。
・総合評価
現在中古市場で最も人気のあるシリーズといっても過言ではありません。
高い防音性能、デザイン性、施工性、どれを取っても素晴らしいロングセラー防音室です。
比較的高値で取引されていますので、資産価値も高く維持されていくでしょう。買って損はありません。
AMCシリーズ(2007~2010年)
0.8畳・・外寸:944×1385×2100㎜
内寸:757×1198×1921㎜
重量:300kg前後
1.2畳・・外寸:1385×1385×2100㎜ 内寸:1198×1198×1921㎜
重量:350kg前後
1.5畳・・外寸:1385×1926×2100㎜ 内寸:1198×1639×1921㎜ 重量:450kg前後
2畳・・・外寸:1914×1914×2068㎜
内寸:1748×1748×1963㎜
重量:500kg前後
2.5畳・・外寸:1914×2355×2068㎜ 内寸:1748×2189×1963㎜ 重量:580kg前後
3畳 ・・・外寸:1914×2796×2068㎜
内寸:1748×2630×1963㎜
重量:670kg前後
3.5畳・・外寸:1914×3237×2068㎜ 内寸:1748×3071×1963㎜ 重量:750kg前後
3.7畳・・外寸:2355×2796×2068㎜ 内寸:2189×2630×1963㎜ 重量:800kg前後
4.3畳・・外寸:2355×3237×2088㎜ 内寸:2189×3071×1963㎜ 重量:900kg前後
*寸法に関して、それぞれ壁側面に換気扇+170㎜が付きます。天井が高いタイプは外寸高さ+200㎜前後になります。
・製造年、時代背景
2007~2010年に製造されていたモデルです。こちらのモデルから床の構造が完全浮床モデルになり、振動対策が強化されました。現行品とかなり近い仕様で、ヤマハアビテックスの完成形とも言える、隙のない完璧なモデルと言えます。
サイズのラインナップは0.8、1.2、1.5畳のボックスタイプと、2.0、2.5、3.0、3.5、3.7、4.3畳になります。それぞれのサイズに壁高のオプションがあります。ボックスタイプにはマジックテープ仕様の吸音材が導入されました。
当時の販売価格は0.8畳で80万円前後、1.2畳で90万円前後、1.5畳で110万円前後、2畳で140万円前後、2.5畳で150万円前後、3畳で160万円前後、3.5畳で180万円前後、3.7畳で190万円前後、4.3畳で210万円前後です。
・防音性能
-35,-40dbの2ラインナップです。非常にバランスの良い遮音性、吸音性がある為、流通量が多いのは-35dbかと思います。
2畳以上のサイズでは防振床が採用され、振動対策がなされています。
・耐久性
傷のつきにくい、劣化のしにくい強い壁紙で全体を覆われ、多少の水漏れ、カビ、湿気では中の木材部分までダメージが届きません。
過去最大の耐久性が完成し、現行モデルまで引き継がれています。
・デザイン、仕様
一般住宅やオフィス、病院、大学等、どこで見かけても違和感のない、シャープなデザインです。古い日本家屋にこれが置いてあったら悪目立ちするでしょう。
・総合評価
現在中古市場で最も人気のあるシリーズといっても過言ではありません。
高い防音性能、デザイン性、施工性、どれを取っても素晴らしいロングセラー防音室です。
比較的高値で取引されていますので、資産価値も高く維持されていくでしょう。買って損はありません。
AMBシリーズ(2005~2007年)
0.8畳・・外寸:1002×1443×2069㎜
内寸:884×1325×1923㎜
重量:330kg前後
1.2畳・・外寸:1443×1443×2069㎜ 内寸:1325×1325×1964㎜
重量:380kg前後
1.5畳・・外寸:1443×1884×2069㎜ 内寸:1325×1766×1964㎜ 重量:450kg前後
2畳・・・外寸:1884×1884×2095㎜
内寸:1766×1766×1963㎜
重量:500kg前後
2.5畳・・外寸:1884×2325×2095㎜ 内寸:1766×2207×1963㎜ 重量:580kg前後
3畳 ・・外寸:1884×2766×2095㎜
内寸:1766×2648×1963㎜
重量:670kg前後
3.5畳・・外寸:1884×3207×2095㎜ 内寸:1766×3089×1963㎜ 重量:780kg前後
3.7畳・・外寸:2325×2766×2095㎜ 内寸:2207×2648×1963㎜ 重量:810kg前後
4.3畳・・外寸:2325×3207×2095㎜ 内寸:2207×3089×1963㎜ 重量:900kg前後
*寸法に関して、それぞれ壁側面に換気扇+140㎜が付きます。天井が高いタイプは外寸高さ+200㎜前後になります。
・製造年、時代背景
製造年は2005~2007年です。いよいよ現行品に続く人気シリーズ、セフィーネが登場しました。こちら以前のシリーズと比べ壁紙の強度が改善し、角パネルが入れ替えできる仕様になったことから、レイアウトの自由度が格段に上がりました。
サイズのラインナップは0.8、1.2、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、3.7、4.3畳と相変わらず多く、サイズ変更のバリエーションも上がっています。
当時の販売価格は0.8畳で90万円前後、1.2畳で100万円前後、1.5畳で120万円前後、2畳で150万円前後、2.5畳で180万円前後、3畳で200万円前後、3.5畳で220万円前後、3.7畳で240万円前後、4.3畳で270万円前後です。
・防音性能
-30,35,40dbの3ラインアップですが、-30dbのモデルはほとんど見かけません。同年代に発売されているウッディミニシリーズには吸音板が導入されていますが、こちらはまだ調音板で比較的響く仕様になっています。
・耐久性
壁紙の耐久性は上がっておりますが、比較的汚れは染み付きやすい印象です。
・デザイン、仕様
このモデルから表面がツルツルして光沢のある壁紙になり、クールな印象に寄ってきています。オプションの覗き窓は大きく取られており開放感があります。
調音板は壁の隙間に引っ掛ける仕様で、位置調整が容易になっております。
内装のカラーバリエーションが選べる様になり、ホワイト、グリーン、ベージュの3パターンです。ドアの枠もピンク、グリーン、ベージュの3パターンから選べました。
・総合評価
セフィーネ初期ということもあり、現行モデルと比べると施工性は劣りますが、サイズ変更の自由度、壁パネル配置の自由度は全シリーズと比べ格段に上がりました。
現行モデルも引き継がれた素晴らしい仕様がたくさんある防音室です。
流通量は比較的少ない印象ですが、某有名ゲーム配信系Youtubeも使っている素晴らしい防音室ですよ。
マイルームⅡMRBBシリーズ(2008~2014年)
1.5畳 ・・外寸:1385×1826×2065㎜ 内寸:1265×1706×1964㎜ 重量:340kg前後
寸法に関して、それぞれ壁側面に換気扇+140㎜が付きます。
・製造年、時代背景
製造年は2008~2014年になります。AWA(ウッディミニ)シリーズをベースに、書斎、オーディオ、シアタールーム用途に特化されたモデルです。
防音環境が無い都会でも、自分だけのシアタールーム、書斎が持てる夢の防音室、といった感じですね。YAMAHAが楽器奏者以外の防音需要に応えた最初のモデルかと思います。
当時の販売価格は1.5畳で66万円前後になります。
・防音性能
-35dbの1ラインアップです。室内に吸音パネルは無いため、場合によっては吸音材追加が効果的です。
・耐久性
ウッディミニシリーズがベースになっており、天然木に黒の塗装をしてあります。傷や凹みがつきやすく、比較的目立ってしまいます。
カビや水漏れ等の悪環境にも比較的弱いですが、通常使用であれば問題ありません。
・デザイン、仕様
暗めの木目デザインは非常にクールで大人な空間、といった感じです。オーディオや映画、読書に集中するにはとても良いデザインですね。
壁に追加の電源、テレビ線、LANケーブルのユニットが付いており、開口しなくても配線できるのが特徴です。
・総合評価
比較的流通も多く、シックなデザインが人気な防音室です!当社での取り扱い台数も比較的多いです。
テレワークやシアタールーム等、幅広い用途でお使いいただける、とても良い防音室だと思います。
マイルームMRAシリーズ(2004~2008年)
1.5畳 ・・外寸:1424×1866×2056㎜ 内寸:1328×1770×1964㎜ 重量:280kg前後
寸法に関して、それぞれ壁側面に換気扇+140㎜が付きます。-35dbモデルに関しては外寸が共に+40㎜前後になります。
・製造年、時代背景
製造年は2004 ~2008年になります。AWA(ウッディミニ)シリーズをベースに、書斎、オーディオ、シアタールーム用途に特化されたモデルです。
防音環境が無い都会でも、自分だけのシアタールーム、書斎が持てる夢の防音室、といった感じですね。YAMAHAが楽器奏者以外の防音需要に応えた最初のモデルかと思います。
当時の販売価格は1.5畳で43~58万円前後になります。
・防音性能
-30、-35dbの2ラインアップです。室内に吸音パネルは無いため、場合によっては吸音材追加が効果的です。
・耐久性
ウッディミニシリーズがベースになっており、天然木に黒の塗装をしてあります。傷や凹みがつきやすく、比較的目立ってしまいます。
カビや水漏れ等の悪環境にも比較的弱いですが、通常使用であれば問題ありません。
・デザイン、仕様
暗めの木目デザインは非常にクールで大人な空間、といった感じです。オーディオや映画、読書に集中するにはとても良いデザインですね。
壁に追加の電源、テレビ線、LANケーブルのユニットが付いており、開口しなくても配線できるのが特徴です。
・総合評価
比較的流通も多く、シックなデザインが人気な防音室です!当社での取り扱い台数も比較的多いです。
テレワークやシアタールーム等、幅広い用途でお使いいただける、とても良い防音室だと思います。
ウッディボックスAWBシリーズ(2006~2008年)
0.5畳 ・・外寸:933×933×2056㎜ 内寸:761×761×1964㎜ 重量:140kg前後
0.8畳・・外寸:933×1375×2056㎜ 内寸:761×1203×1964㎜ 重量:200kg前後
1.2畳・・外寸:1375×1375×2056㎜ 内寸:1203×1203×1964㎜ 重量:220kg前後
1.5畳 ・・外寸:1838×1395×2076㎜ 内寸:1626×1183×1964㎜ 重量:270kg前後
*寸法に関して、それぞれ壁側面に換気扇+140㎜が付きます。天井が高いタイプは外寸高さ+200㎜前後になります。-35dbモデルに関しては外寸、内寸共に+20㎜前後になります。
・製造年、時代背景
製造年は2006~2008年になります。大人気シリーズのウッディミニをグレードアップした仕様で、表面塗装を追加し、耐久性アップがなされています。
サイズのラインナップはウッディミニと同じで0.5、0.8、1.2、1.5畳の4つですが、壁高モデル(2200)が追加されました。内寸高が必要なバイオリン演奏にも対応した高さになっています。
当時の販売価格は0.5畳で45万円前後、0.8畳で53万円前後、1.2畳で65万円前後、1.5畳で70万円前後になります。
・防音性能
-30db、-35dbの2ラインナップです。吸音パネルが標準装備で、遮音、吸音のバランスは良いですが、比較的軽い天然木の仕様のため、別モデルの-30,35dbと比べると若干性能が落ちる様な印象です。
・耐久性
前作のウッディミニの弱点克服のため、表面の塗装が行われましたが、傷に対する耐久性はあまり変わらない印象です。
カビや汚れに対しては若干の耐久性向上が感じられます。
・デザイン、仕様
オレンジ系の色合いの温もりを生かしたデザインということで、一般家庭であればどこに置いても違和感はないでしょう。
仕様は前シリーズのウッディミニとほぼ同じで、無駄のないシンプルな仕様です。
・総合評価
前シリーズのウッディミニ同様、総合点は非常に高いです。
流通は比較的少ない様に感じますが、まだまだ現役で使える防音室です。
安い中古品があれば、是非狙っていただきたい防音室です。
ウッディミニAWAシリーズ(2002~2006年)
0.5畳 ・・外寸:933×933×2056㎜
内寸:761×761×1964㎜
重量:125kg前後
0.8畳・・外寸:933×1375×2056㎜
内寸:761×1203×1964㎜
重量:160kg前後
1.2畳・・外寸:1375×1375×2056㎜
内寸:1203×1203×1964㎜
重量:195kg前後
1.5畳 ・・外寸:1838×1395×2076㎜
内寸:1626×1183×1964㎜
重量:240kg前後
*寸法に関して、それぞれ壁側面に換気扇+140㎜が付きます。
・製造年、時代背景
2002~2006年製造の防音室です。時代的にはアビテックスミニAMAシリーズと被りますが、流通量は圧倒的にこのウッディミニシリーズが多い様に感じます。全身天然木の贅沢な仕様で、とてもおしゃれな防音室として人気でした。
サイズのラインナップは0.5、0.8、1.2、1.5畳の4つで、比較的ライトユーザー向けの防音室として安価で販売されました。
当時の販売価格は0.5畳で35万円前後、0.8畳で40万円前後、1.2畳で45万円前後、1.5畳で52万円前後になります。
・防音性能
-30db、-35dbの2ラインナップです。-30dbに関しては壁厚が薄く、パネルも非常に軽いです。-35dbも他のモデルと比較すると軽く、軽量化を目指したモデルといえるでしょう。
吸音材が標準装備なので、遮音と吸音のバランスは良いです。
・耐久性
表面が柔らかい天然木なので、比較的傷が付きやすい反面、あまり目立ちません。湿気に弱くカビてしまったり、匂いがつきやすい、汚れが落ちにくい場合があります。それでも大切に使っている方が多いのか、美品の個体が多い防音室です。
・デザイン、仕様
ドア以外、全身天然木の非常に温かみのあるデザインで、どんな住宅にもマッチする素晴らしいデザインです。中の吸音パネルは位置の入れ替えが可能で、金具を隠す部材も考え込まれたデザイン、合理性に優れます。
・総合評価
デザイン、防音性能、音環境、どれを取ってもとても優秀な防音室です。
若干防音性能は低めですが、ライトユーザー向けとしては十分でしょう。
当社でも過去にたくさん移設、買取、販売してきている人気商品です。
流通量も多いので、是非狙ってみてはいかがでしょうか。
AMAシリーズ(2002~2005年)
0.5畳 ・・外寸:942×942×2081㎜
内寸:772×772×1935㎜
重量:220kg前後
0.8畳・・外寸:942×1384×2081㎜
内寸:772×1214×1935㎜
重量:280kg前後
1.2畳・・外寸:1384×1384×2068㎜ 内寸:1214×1214×1935㎜
重量:360kg前後
1.5畳・・外寸:1384×1824×2068㎜ 内寸:1214×1654×1935㎜ 重量:430kg前後
2畳・・・外寸:1824×1824×2068㎜
内寸:1654×1654×1947㎜
重量:480kg前後
2.5畳・・外寸:1824×2266×2068㎜ 内寸:1654×2096×1947㎜ 重量:600kg前後
3畳 ・・・外寸:1824×2706×2068㎜
内寸:1654×2536×1947㎜
重量:670kg前後
3.5畳・・外寸:1824×3148×2068㎜ 内寸:1654×2978×1947㎜ 重量:780kg前後
3.7畳・・外寸:2266×2706×2068㎜ 内寸:2096×2536×1947㎜ 重量:810kg前後
4.3畳・・外寸:2266×3148×2068㎜ 内寸:2096×2978×1947㎜ 重量:900kg前後
*寸法に関して、それぞれ壁側面に換気扇+140㎜が付きます。厚床パネル仕様時は内寸高さが-25㎜、天井が低いタイプは外寸高さ-220㎜前後になります。
・製造年、時代背景
製造年は2002~2005年になります。
このモデルからいよいよ-40dbのモデルが登場しました。従来よりパネルが重く、床も分厚い仕様になっています。-30db、-35dbのモデルもあります。
サイズバリエーションは0.5、0.8、1.2、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、3.7、4.3畳と、全シリーズに比べかなり増えました。
2.5畳を2.0畳に、3.5畳を3.0畳にという風にサイズダウンできるようになったのも、このシリーズが初かと思います。
当時の販売価格は0.5畳で65万円前後、0.8畳で80万円前後、1.2畳で90万円前後、1.5畳で110万円前後、2畳で120万円前後、2.5畳で125万円前後、3畳で130万円前後、3.5畳で150万円前後、3.7畳で160万円前後、4.3畳で180万円前後です。
・防音性能
-30,35,40dbの3ラインアップとなっています。室内は調音パネル仕様なので比較的反響しますので、場合によっては吸音材を追加するとより防音効果を発揮します。
・耐久性
壁紙、ドア部分のシール共に耐久性が高いです。20年近く前のモデルですが、まだまだ美品の個体も存在しています。
・デザイン、仕様
前作のANUKシリーズに比べるとドア部分の色合いが明るくなり、よりライトな印象になりました。天井高が上がったのもあり換気扇が壁掛け式になり、1つの穴で給気、排気を同時に行うロスない換気扇が導入され、給排気システムがよりシンプルになりました。
・総合評価
より細かい防音シーンに応える為の商品開発が素晴らしいと思います。パネルの間引きによりサイズの変更が可能になり、お引越し先でも使えるという事で長く所有されている方が多いのではないでしょうか。
中古市場であまり見かけないのはその為かもしれません。
年式は古いですが、まだまだ現役で使える防音室ですよ!
ANUKシリーズ(2001~2002年)
0.5畳 ・・外寸:942×942×2081㎜
内寸:772×772×1937㎜
重量:220kg前後
0.8畳・・外寸:942×1384×2081㎜
内寸:772×1214×1937㎜
重量:250kg前後
1.2畳・・外寸:1384×1384×2068㎜ 内寸:1214×1214×1937㎜
重量:330kg前後
2畳・・・外寸:1824×1824×2068㎜
内寸:1654×1654×1949㎜
重量:450kg前後
3畳 ・・・外寸:1824×2706×2068㎜
内寸:1654×2536×1949㎜
重量:600kg前後
3.5畳・・外寸:1824×3148×2068㎜ 内寸:1654×2978×1949㎜ 重量:700kg前後
*寸法に関して、それぞれ天井に換気扇+210㎜が付きます。厚床パネル仕様時は内寸高さが-25㎜、天井が低いタイプは外寸高さ-220㎜前後になります。-35db仕様は高さが+25㎜になります。
・製造年、時代背景
別名”アビテックス ミニ”
2001年〜2002年ごろに製造されていた防音室です。前シリーズのAUKは天井が低かった為、立奏にも対応した防音室に改良されました。
サイズのバリエーションも増え、0.5、0.8、1.2、2.0、3.0、3.5畳と様々な活用シーンに対応しています。
高さも2000タイプと1800タイプがあります。
この時期にYAMAHAの音楽教室が拡張し、ピアノ以外にも様々な楽器が習えるようになっていましたね。
当時の販売価格は0.5畳で50万円前後、0.8畳で60万円前後、1.2畳で73万円前後、2畳で80万円前後、3畳で100万円前後、3.5畳で120万円前後です。
・防音性能
-30db,35dbの2パターンがあります。見た目はほぼ一緒ですが、-35dbの方がパネルが重くなっています。
・耐久性
壁紙などの仕様はAUKと同じで耐久性が高く、ドアの化粧シールのグレードはアップしています。AUKと比べると汚れが目立ちにくく、傷も付きにくいです。
・デザイン、仕様
ドアが茶色の仕様になり、一般家庭のレイアウトにはマッチしやすい仕様になっています。ドアもサイズアップして出入りがし易くなった点も、前シリーズのAUKから改善された点と言えるでしょう。
こちらのシリーズは照明と換気扇のスイッチが独立しており、録音での利用も想定された作りになっています。
・総合評価
天井高が上がり、圧迫感のない開放的な使用になりました。
壁紙、ドアのカラーは比較的地味で落ち着いたデザインになっています。
AUKに比べると個体数が少ない様に思いますが、まだまだ現役で使える防音室ですので、安く見かけたらチャンスです。
AUKシリーズ(1998~2001年)
0.5畳 ・・外寸:903×903×1877㎜
内寸:733×733×1757㎜
重量:180kg前後
0.7畳・・外寸:903×1336×1877㎜
内寸:733×1166×1757㎜
重量:240kg前後
2畳・・・外寸:1806×1806×1865㎜
内寸:1636×1636×1757㎜
重量:450kg前後
3畳 ・・・外寸:1806×2709×1865㎜
内寸:1636×2539×1757㎜
重量:600kg前後
*寸法に関して、それぞれ厚床パネル仕様時は内寸高さが-30㎜、0.5畳、0.7畳のみハイタイプが存在し、外寸高さが+113㎜
・製造年、時代背景
1998年〜2001年前後に製造されていた防音室です。2023年現在、20年以上経っているモデルですが、まだまだ現役で活躍しており、当社でも移設、買取、販売等、多数扱っております。
習い事としてのピアノが流行った時期で、座奏用の天井が低い作りになっています。0.5畳、0.7畳、2畳、3畳のラインナップがあります。
当時の販売価格は0.5畳で50万円前後、0.7畳で60万円前後、2畳で75万円前後、3畳で94万円前後です。
・防音性能
-30dbが基本ですが、ウッディミニシリーズの-30dbに比べると壁は重く、遮音性能も高く感じます。実質-32db~35dbほど出ている感覚です。
防音室内に調音パネルが付属しています。こちらは吸音効果は無く、反響を適度に抑える役割があるようです。弊社で再販する際は調音パネルは撤去し、変わりに吸音材を施工して納品することが多いです。
床板に関しては1重、2重の2パターンで、質量は現行品より大きいです。
ゴム足が付いている防振仕様が基本です。
・耐久性
パネルの反りは少なく、壁紙も非常に耐久性が高いです。通常の使用であれば色は多少くすんでいきますが、美品の個体も多いです。
ドアに関しては表面の化粧テープが日焼けしたり、歪んでいるケースを見かけますが、防音性能には影響ありません。
・デザイン、仕様
基本白い壁紙仕様で、覗き窓が付いているモデルもあります。現代から見ると少し古めかしい印象もありますが、シンプルで無駄のないデザインです。
換気扇は天井に付いており、空気が天井パネルの中を経由して出入りする仕様の為、埃が溜まっている事が多いです。
・総合評価
昔の天井が低い住宅でも入る様な設計になっており、立奏は厳しく、座奏でも若干の圧迫感は否めません。反響音も多いので、場合によっては吸音材の施工が効果的でしょう。
比較的安く流通しており、移設費も比較的安価なので、サイズが問題なければおすすめの防音室です。
MHCXシリーズ(2015~現行品)
2畳・・外寸:1818×1818×2103㎜
内寸:1702×1702×1945㎜
重量:500kg前後
2.4畳・・外寸:1818×2258×2103㎜ 内寸:1702×2142×1945㎜
重量:600kg前後
3畳 ・・・外寸:1818×2698×2103㎜
内寸:1702×2582×1945㎜
重量:750kg前後
3.1畳 ・・外寸:2258×2258×2103㎜ 内寸:2142×2142×1945㎜
重量:790kg前後
3.4畳・・外寸:1818×3138×2103㎜ 内寸:1702×3022×1945㎜ 重量:850kg前後
3.7畳・・外寸:2258×2698×2103㎜ 内寸:2142×2582×1945㎜ 重量:950kg前後
4.3畳・・外寸:2258×3138×2103㎜ 内寸:2142×3022×1945㎜ 重量:1000kg前後
4.9畳・・外寸:2258×3578×2103㎜ 内寸:2142×3462×1945㎜ 重量:1100kg前後
6畳・・外寸:2698×3688×2103㎜ 内寸:2582×3572×1945㎜ 重量:1300kg前後
8畳・・外寸:3578×3688×2103㎜ 内寸:3462×3572×1945㎜ 重量:1600kg前後
10畳・・外寸:3578×4568×2103㎜ 内寸:3462×4452×1941㎜ 重量:1900kg前後
*寸法に関して、それぞれ壁側面に換気扇+170㎜が付きます。天井が高いタイプは外寸高さ+200㎜前後になります。
当時の販売価格は0.8畳で77~107万円、1.2畳で85~122万円前後、1.5畳で98~136万円前後、2畳で127~176万円前後、2.5畳で147~193万円前後、3畳で161~209万円前後、3.5畳で183~235万円前後、3.7畳で198~240万円前後、4.3畳で218~268万円前後です。
・製造年、時代背景
2015〜2023年2月現在まで製造されている現行モデルです。
出入り口にガラスサッシが採用されているのが大きな特徴です。サッシとドア、両方ついている仕様もあります。
防音室がベランダへの導線を塞いでしまうことが多いのですが、サッシをベランダ側に配置すればベランダへのアクセスも確保できます。
ガラスサッシは比較的取り外しが容易なため、ピアノや机等、大きい荷物の出し入れは容易ですね。
価格設定は高めですが、お探しの方が多い防音室です。
・防音性能
-30(M"V"CX),-35(M"H"CX),-40db(M"K"CX)の3ラインナップです。
・耐久性
基本的な耐久性はLHSXシリーズ等と同じです。大きなガラスサッシはペアガラスになっていますが、衝撃には比較的弱いため、物や楽器をぶつけない様、注意が必要です。
・デザイン、仕様
大きなガラスサッシから得られる光や景色、導線の確保は他の防音室には無い仕様です。比較的圧迫感があり、閉所恐怖症の方には避けられる防音室ですが、こちらのモデルは解放感があります。空気の入れ替えも効率よく行えますね。
・総合評価
ガラスサッシは取り扱いが難しい為、移設費用が高くついてしまうのがネックですが、設置環境によっては素晴らしいレイアウト、導線確保が可能です。
ペアガラスの2重サッシで-35dbしっかり確保していますし、床の防振対策はLHSXと同じ仕様で完璧です。
比較的高額で大きいモデルの為流通量は少ないですが、お探しの方はとても多い防音室です。
中古市場で見かけたらチャンスです!