〜中古防音室をご購入いただいたお客様へ〜
- ご準備・納品作業の流れについて -
作業当日にスムーズな作業が行える様、ご確認いただけますと幸いです。
①設置スペースの確認について
④駐車スペースについて

駐車場が無い場合、コインパーキング代を別途いただいております。マンションで業者、来客用の駐車場がある場合は、事前にお手配いただけますと幸いです。
*トヨタハイエース(普通自動車規格)でお伺い致します。高さは207cmです。
⑦防音チェックについて

設置完了後に作業員立ち合いの元、任意で音チェックを実施しております。
楽器やスピーカー等、ご用途に合わせてご用意いただき、ご協力いただけますと幸いです。
*実際に防音室内で音を出し、ドアの開け閉めで防音具合を確認します。
その後隣の部屋から、玄関から、ベランダから、敷地内から音を確認し、漏れ度合いを確認します。
②お荷物の撤去

防音室を設置予定のスペース付近のお荷物は全て撤去をお願い致します。
*大きな家具やお客様の方で移動が難しいお荷物がある場合は、事前にお写真をお送りください
⑤作業時間について

目安として、0.8〜1.2畳で60分、1.5〜2畳で90分、3畳〜4.2畳で120分前後が所要時間です。
*エアコン作業がある場合は+60分~90分、大きいマンション等ですと+30分程度のお時間が掛かります。移設状況や道路状況によってはさらにかかる場合がありますので、ご予定に余裕をお持たせください。
③エアコンについて

エアコンの取り付けは25,000円にて承ります。エアコン作業がある場合は事前にお知らせいただき、エアコン関連ページをご確認下さい。
*状況によって追加料金が発生する場合があります。
*事前に資材や機材が必要な場合があり、当日取り付けができない場合があります。
⑥日時変更、キャンセルについて

日程のご都合が悪くなった場合、キャンセルをご希望の場合は1週間前までに必ずご連絡下さい。
*ご依頼日の1週間前から設置費の50%、3日前から100%、遠方の場合は遠方加算も含めてキャンセル代としてかかって参ります。
弊社では、お客様の事務負担を軽減するため、販売ごとに契約書を締結するご案内は通常行っておりません。
代わりに、公式LINEまたはメールでのやり取りを通じて契約事項をご確認いただき、契約事項ページにて事前のご確認をお願いしております。
※契約書での正式な締結をご希望の場合は、電子署名にて対応可能です。ご希望の際はメールアドレスを添えてお申し付けください。
お支払いについて
- 2つのお支払い方法 -
①事前の銀行振込

当社の下記指定口座までお振り込みください。
銀行名:ゆうちょ銀行(9900)
支店名:〇八九支店(089)
口座 :(当座)191448
口座名:(株)東京サウンドボックス
*作業日の3日前までにお振り込み、ご連絡をお願いいたします。
②クレジットカード決済

オンライン決済サービス"Square"経由にて、クレジット支払いが可能です。
E-mailアドレスをお送りいただければ、決済メールを作成してお送りいたします。
*分割も可能です。
*作業日の3日前までの決済をお願いいたします。
- 領収書に関して -
お支払い確認後、領収書PDF(インボイス登録番号付き)を公式LINE・メールでお送りいたします。ご希望の方はお申し付けください。
- よくあるご質問 -
”組立式”の防音室です。 〜メリット〜 数時間で組立、解体ができ、床に置くだけなので、賃貸物件でも簡単に設置することができます。
急な引越し時には移設もできますし、買い替え、不要時には売却することもできます。
サイズや防音性能のバリエーションがたくさんあり、用途別に最適な防音室を導入すれば、すぐにでも自宅に防音環境を整えることができます。
*防音工事はお部屋に直接工事を施す為、賃貸での工事や移動は出来ません。
〜デメリット〜
微妙なサイズ調整や内装の変更ができない場合が多く、お部屋のサイズによっては上手く収まらない(デッドスペースができる、収納やベランダが潰れる)事があります。
ドラムやバンド演奏等、大音量でのご利用の場合は、防音性能が足りない場合があります。
*2重の特殊な防音室でも、高くて-50dbになります。 特に住宅密集地では騒音トラブルが多く、音が出せないで悩んでいる方が多い中、賃貸でも設置ができて移動が可能なユニット式防音室は、首都圏を中心にたくさんのミュージシャン、配信者、プロゲーマー達に愛用されています。
当HPの施工事例ページ、Instagramにて、様々な防音室をご用途別にご紹介しておりますので、是非一度ご覧ください。
多くのメーカーが畳の大きさを規格を合わせて、広い用途でユーザーが使いやすい様に、様々なサイズのラインナップを販売しています。
主流のサイズは0.8畳、1.2畳、1.5畳、2畳、2.5畳、3畳、3.5畳、4.2畳などです。
*0.8畳、1.5畳、3畳、4.2畳は2:3の長方形で、1.2畳、2畳は正方形です。
基本的には上記規格のサイズの防音室が出回っておりますが、メーカーやモデル、特注によって規格と異なるサイズの防音室もございます。
高さに関してもメーカーによって若干の差があり、天井が高い、低いタイプもございます。
サイズの選び方ですが、設置スペース、ご用途に応じて適正サイズ、もしくは少し大きめの防音室を選びましょう。
防音室は”大は小を兼ねる”です。
小さいサイズで失敗するよりも、少し大きめのサイズを選んだ方がよいでしょう。
ピアノや机等、中で使うものが決まっている場合は、スペースが足りるか検証してみましょう。
詳しくは防音室の選び方〜サイズ編〜をご覧ください。 *画像はYAMAHAアビテックスカタログから転載させていただいております。
db(デシベル)という音の大きさを表す単位で、数字が高ければ高いほど防音性能が高いという指標になります(Drという表記も同じ意味です)
メーカーによって計測方法や基準等、多少異なるはずですが、キリよく-5刻みで-30db,-35db,-40dbといった具合で表記しています。 これはあくま消費者に分かりやすくするための数字で、実際には周波数(低音〜高音)によっても性能は異なります。 一般的に低音に対する防音性能は低く、高音には強いです(低音は防ぎにくい為) 例えばヤマハアビテックス セフィーネNS(現行品)であれば、 125Hzでは-20db 250Hzでは-30db 500Hzでは-40db 2000Hzでは-48db (カタログ記載)
といった具合で高音になればなるほど性能が高くなります。 ざっくり平均して-35dbかな、という具合で防音性能が定められているわけです。
これらの計測は簡易的ですが、スマホアプリでも可能です。 イメージを掴むのに、実際に出す音やその他色々な音を計測して数値を見比べてみると良いでしょう。 *騒音計、騒音測定器等で調べると出てきます。おすすめはデシベルXというアプリです。 iphone用のデシベルXはコチラ Android用のデシベルXはコチラ これらの防音性能によって、メーカーやモデルによって様々ですが、壁の素材や厚み、構造、重量が異なります。
実際の性能に関しては、実物で体験してみないとなかなか難しいですね。
Youtube等で上がっている検証動画を見比べて感覚を掴み、実物を置いているショールーム等で、楽器等を持ち込んで試すのが確実です。
当社の施工事例ページにて、過去のお客様がどんなご用途で、どんな防音室を使われているか、ご紹介させていただいておりますので、参考になればと思います。
また、お住まいの環境+ご用途、ご利用時間帯等、状況を詳しくお聞かせいただければ、適切な防音性能を直接ご案内させていただきます。
公式ラインからお気軽にご相談をお待ちしております。
代表的なメーカーはYAMAHA、KAWAIで、品質やリセール、防音性能がバランス良く安定していて間違い無いです。
その他のメーカー(サイレントデザイン、セリーヌ等)は比較的安価で手に入るので、デザインが気に入ればお買い得でしょう。サウンドジャパンという少し特殊で重たいが、防音性能が高い防音室もあります。
メーカー、モデルごとに防音の特性が異なる場合があり、ご用途によっては防音強化オプションによって補う事が可能です。
下記に各メーカーの概要を記していきます。 *当社が扱ってきた中での実感、感想、評価になります。 ①YAMAHA(アビテックスシリーズ) 全世界に工場や子会社を持っている世界的なモノづくりの企業で、バイク、発電機、ドラム・ピアノを中心とした楽器、電子楽器等は世界中で愛用されています。
楽器の製造・販売、全国のレッスン教室展開、防音室の販売といった販売網と商品力で、数多くのユーザーからYAMAHAの防音室を所有しています。 1990年頃から現在に至るまで販売されている”アビテックス”という商品名は『AV Instrument & Total Entertainment Co-ordination Systemの』頭文字をとって作られた造語で、『楽器やオーディオにあわせて楽しめる空間をつくる』という意味だそうです。 遮音性能、室内反響調整の自由度、下階への振動対策がバランスよく設計されていて、特にパネル入れ替えの自由度が高いです(ドアや換気扇の位置が入れ替えしやすく、設置環境に上手く収まる仕組みがある)
デザインもシンプルかつ洗練されていて、万人受けして日本の住宅の中で馴染みやすい様な印象です。 防音室の構造はシンプルで精度が高く、ユニット性がとてもよく考えられています(解体・運搬・組立作業がとてもし易い) その為移設にかかる所要時間はとても短く、移設費用も比較的安く収まります。 ②KAWAI(ナサール) 主にピアノを中心とした楽器メーカーで、YAMAHAと同じく全国に音楽教室を展開しています。 一般住宅で使われている物と同じ壁紙やカーペット、巾木等の化粧材が使われており、日本人にとっては馴染みのある内装になっています。 構造としては床下の振動対策がしっかり考えられていて、低音ユーザーにはカワイナサールをお勧めします。また付属の吸音パネルがひっかけ式で天井全体にレールが付いている為、音響調整の自由度はアビテックスよりも高いです。 アビテックス比べると若干構造が複雑で解体・組立に時間がかかる為、移設費用は少し割高になっています。 ③サイレントデザイン
東京は池袋に本社、ショールームを構える防音室メーカーで、YAMAHA、KAWAIと比べると数は少ないですが、当社でも中古品の取り扱いがあります。
個人でも組み立てができると謳われている防音室ではありますが、床のレベル調整や湿気対策等、細かいところまで配慮ができないと湿気による反りやカビ、パネルの歪みが発生し、移設時にうまく組み上がらない事があるので注意が必要です。 デザインは比較的短調で出入り口のドアが狭かったり、天井照明やスイッチが無い、吸音パネルが付属していない等の簡易的な仕様である為、比較的安価で取引されています。
④新日本ミュージック-セリーヌ
大阪府にて楽器の販売、音楽教室、防音室の販売をされているメーカーで、大型で天井が高めの防音室を比較的安価で販売していて、特に音楽教室で導入されているのをよく見かけています。当社でも音楽教室の移転や閉鎖の際によく買取や移設のご相談をいただきます。
使用されている壁紙が非常に弱く移設の際に汚れ、破れが出やすく、ユニット性も比較的簡易的で移設費用は高額になりますが、大きさの割に本体価格が抑えられるので、ご自身で壁紙の工事の手配、DIYができる方にはおすすめです。
⑤サウンドジャパン 韓国の防音室メーカーが製造している防音室で、日本ではサウンドジャパンという名前で滋賀県彦根市の栗田楽器さんが代理店をされています。
日本のユニット式防音室とは仕様が全く違い、壁にコンクリートが使用されていたりと、かなり重たい仕様になっています。
3畳で1トン前後、2重のモデルになると2トンを超えてくる重量級の防音室で、日本の一般住宅にはなかなか厳しい重量なのですが、普通にマンションで設置していたり、一軒家の床を補強して入れている方もいらっしゃいます。
重たい分、特に低音の遮音性能が高く、シングルでも-40db、ダブルのものですと-55dbの防音性能を誇る防音室もあり、防音のハードルが高いドラム向けの防音室として、ドラマーから熱い支持を受けていたりします。
当社でも時折中古品の買取・移設依頼をいただいておりますが、重量級で物量が半端では無いので、費用は高額になります。
実際の防音性能を確かめるには、防音室が置いてある店舗、ショールームや友人宅、スタジオ等で試してみるのが1番です。欲しい防音室が置いてあるショールームに楽器やスピーカーを持って出かけて、実際に試してみましょう。 楽器で試す際は音を鳴らせる人を連れて行って、防音室内で音を鳴らしてもらって音の漏れ具合をご自身で体感してみてください。
その漏れ具合を自分のお部屋と照らし合わせて、このくらいだったら大丈夫かな?という形で簡易的に判断できます。
出音が大きめで防音室から比較的漏れるので心配だ、という方はデシベルX等の計測アプリを使って漏れる音量を計測し、自宅で漏れる音量と同じ音源を流し、隣の部屋、玄関、可能であれば上の階、下の階から聞いてみて、音漏れがあるか確認してみてください。 *計測するシチュエーションによって数値が変わるのであくまで目安になります。
広さ、空間の確認も大事ですね。人によっては防音室内に閉塞感を感じ、長時間居られない場合もありますし、それでも異なるメーカーであれば閉塞感を感じにくい場合もあります。
覗き窓(FIX窓)がオプションで選べたり、メーカーによっては大きいサッシの入り口で開放感がある場合(ナサールなど)あって、その様なモデルを好んで探される方もいらっしゃいます。
ショールーム等で営業されるのが嫌だ、、、という方は、首都圏に複数ある、ユニット式防音室を導入しているレンタルスタジオを借りてみるのはいかがでしょう。有料ですが、1時間〜たっぷり試せますよ。
・スペースマーケット スタジオ一覧を見ていたら、ユニット式防音室が複数ありました。
・レンタルスタジオMusica 都電荒川線「小台駅」より徒歩2分の、アビテックス+グランドピアノが試せる様です。
・マイレッスン 代々木にあるアビテックス+ピアノが試せるレンタルスタジオです。
・新丸子レンタルルーム 神奈川県川崎市の新丸子にあるアビテックス1.5畳-40dbが試せるレンタルスタジオです。
*首都圏にはまだまだたくさんある様でした。地方でもあるかもしれません。 レンタルスタジオ+アビテックス、ナサール等+地域名で検索してみてください。
新品と中古で迷われている方は多いと思います。
当社は各種メーカーの中古品が主な商品で、中古品の販売をお勧めしている立場で偏りがあるかもしれませんが、下記の4つの視点で考察してみました。
・気持ち
最新モデルでピカピカの新品は気持ちがいいですね。
対して中古品は誰かが使った防音室か、、、と不安になる方もいますが、特にYAMAHAやKAWAIの防音室は耐久性が高く、綺麗に使われている方も多いので、物によっては10年前の防音室でも使用感がほとんどないコンディションの防音室もあります。
室内の消毒、カーペット、換気扇の交換を行えば、匂いや使用感はほとんど無くなり、実際に導入されたお客様からは全く気にならない、というお声が多く聞かれます。
・お金
防音室に限ったことではないですが、新品は買った瞬間に価値が3〜4割下がってしまいます。
中古品に関しては3~4割下がった本体価格から更に経年分、値段が下がるのでかなりお安いです。物によっては割高だったり、訳ありで格安だったり、中古品でも幅がありますので、”防音室を安く買う方法”を参照して下さい。浮いたお金で機材がたくさん買えるでしょう。
・長持ち度
防音室は木造住宅と似ていて、湿気対策をしっかりして、照明や換気扇のメンテナンス・交換を15年おきにしていれば半永久的に使えます。
大袈裟かと思いますが、現に1990年代に発売されたヤマハのアビテックス(30年選手)はまだまだ現役で、当時の姿とほとんど変わらずいい状態です。
10~20年の型落ちでも、コンディションが良ければ全く心配いりません。
・防音性能
古い、中古だから防音性能が低い、ということはありません。
30年近い歴史のあるユニット式防音室ですが、若干の仕様変更はあれど、基本的な構造はほとんど変わっていません。 コンディションが悪くパネルの反りがあったり、パッキンが劣化していたりする場合には適切な対処が必要なので、個人売買の際は注意しましょう。
引越しや家庭環境の変化で、導入したユニット式防音室が不要になる事もあるでしょう。
より大きいサイズに買い替えで、古いものが不要になるケースもあります。 ユニット式防音室は移設が容易にできるので、不要になった際に売れるというのが特徴です。
2024年現在、防音室の需要は高まっており、10年ほど前と比べたらかなり高値で取引されています。 中古品で本体価格を抑えて購入できていれば、売る際に同じくらいの金額で売れる、という声もよく聞かれます。
AMAHAやKAWAIの防音室は基本的に高いリセール価値がありますが、モデルやその他メーカーの防音室は本体価格がほとんど残らなかったり、旧式の防音室は作業費が高額でマイナスになってしまうケースもよくあります。リセールを意識して防音室選びも大事ですね。
最近ではメルカリを使った個人売買も盛んで、適切な値段設定をすれば1週間で売れてしまう事もあります。
弊社では不要になった防音室の買取、委託販売、個人販売サポートを行っております。
お早めにご連絡いただければ、なるべく高く売れる方法をご提案いたしますので、是非お気軽にご相談お待ちしております。
YAMAHA、KAWAI等の防音室は耐久性が非常に高く、適切に運用いただければ40~50年とお使いいただけます。 その証拠に1番古いユニット式防音室であるYAMAHA アビテックスのAUKシリーズが、30年近く経ってもまだまだ現役で活躍しています。
イメージとしては、木造住宅に近いです。
日本の木造住宅は雨や湿気、水害やシロアリに注意すれば、50〜100年と建っていますよね。
防音室も基本的には木製で、湿気やエアコンの水漏れ等に注意していればほとんど劣化しませんし、防音性能の低下もありません。
また照明や換気扇等の設備は古くなっていきますので、10〜15年おきに交換する必要があります。
カーペットも汚れやダニ、ホコリが蓄積しますので、ある程度の周期で交換するのがいいでしょう。
表面に貼ってある壁紙は、本体の木材が湿気を吸わないようにカバーする重要な役割を果たしていますので、剥がれてしまったら張り替えや補修をしましょう。
以上のように、しっかりした防音室をお選びいただければかなりの長期間、お使いいただくことができますので、古い年式でもそこまで心配はいらないです。
自分に必要な防音室のサイズや性能がある程度絞れたら、あとは探すのみです。
なるべく安く、状態の良いものを手に入れるためには、たくさんの候補を上げてリストアップし、比較検討する事が大事です。中古防音室は1台1台コンディションが異なります。 *販売価格が設置費込みなのか、別途必要なのか、地域や設置環境によって加算があるのか、エアコン取り付け料はいくらなのか、に関しては個別に確認する必要がございます。
手前味噌ですが、まずは是非、当社の在庫一覧をご覧いただき、合うものが無くても公式ラインまでお探しのメーカー、サイズ、-db等を添えてご連絡ください。
(株)東京サウンドボックスには防音室を売りたいお客様からたくさんのご連絡、ご相談をいただいております。 個人売買を希望されているお客様とマッチングさせていただき、どこにも出品されていない、相場より安い中古防音室をご提案できることが多々ございます。 *関東近郊が多いですが、東海〜関西方面、東北方面でも上手くマッチングすることもございます。
同時にメルカリ、ヤフオク、ジモティ等で個人の方が出品されている防音室も常にチェックしています。 タイミングや地域によっては非常にお安く出ている事もありまして、お値段交渉も可能です。ご希望に合うものがありましたら、こちらもご提案差し上げます。
以上で当社在庫、当社にお問い合わせいただいている売り出し前の防音室、個人売買市場の防音室は全て網羅できます。 その他、中古防音室の在庫を多数持たれているピアノプラザさん、島村楽器さん、地域によっては個人の楽器屋さん等のHPを覗いてみるのもいいでしょう。
こうして今市場に出ている防音室を全てリストアップし、値段、性能、年式、状態等を加味してベストな一台を絞り出しましょう。
その一台が相場に見合った価格で、すぐ買うべきなのか?もう少し悩むべきなのか?
これは長年相場を見ていないと分からないので、迷われましたら是非当社までご相談ください。
防音室がお部屋に入るかどうか、これは必ず確認すべき重要な問題です。 十分なスペースがあっても、必ずメジャーを使って確認しましょう。
*特に最近、天井や階段部分がコンパクトな設計の一軒家、マンションがあり、ハイタイプの防音室が搬入不可、収まらないケースが多々ございますので注意です。 例えば何もない6畳の部屋に防音室を設置するとして、”6畳分のスペースがあるんだから、3畳の防音室だったら余裕で入るでしょ”と考える方もいらっしゃいますが、部屋の形によっては収まらない事がございます。その他に、 ・ドアが全開できない
・収納や窓、コンセント、テレビ線、ネット線の差し口が潰れてしまう
・エアコンを外さないといけない
等々、収まったとしても弊害が出たり、思ったように収まらないケースも多々ございます。
6畳のお部屋に対して小さい防音室、例えば1.2~1.5畳の防音室であれば問題なく収まるケースがほとんどですが、
・横にベッドや家具を置こうと思ってたのにベッドが入らない
・デッドスペースがたくさん出て勿体無い
という具合で、思っていた形で設置ができないケースもございます。
特に初めて防音室を導入される方は防音室のサイズ感がよく分からないと思いますので、実際の設置場所で検証をしましょう。
検証方法は簡単です。メジャーとマスキングテープを買ってきて、防音室の外寸通りに床にテープを貼ってみましょう。 *空気の通り道を確保するため、壁からは5cm程度離してください。
*カーテンレール、ピクチャーレール、窓枠の出っ張りも加味してください。 詳しい計測方法を”防音室が設置可能かどうかを確認する方法”ページでご案内しております。 是非ご確認下さい。
基本的には防音室業者+ピアノ業者が連携して作業をする形になります。アップライト、グランドでも作業工程はほとんど変わりません。
状況によって作業工程、必要な準備・期間、費用が変わってきますので、まずは作業状況を明確化しましょう。 前提として、下記項目を押さえてください。
・防音室内にあるピアノは、防音室を一部解体しないと出せないケースが多い(入れる場合も同様)
・防音室内にピアノがあっても、防音室は全撤去できる(ユニット式のYAMAHA,KAWAI製はほとんどできるが、他メーカーでは難しいケースもある)
・お部屋にピアノが搬入されていれば、ピアノを避けながら防音室を組む事ができる ・ピアノ屋さんは時間指定できないケースが多く、防音室の作業と同日にできないケースが多い
・ピアノが建物及びお部屋に搬入ができるかどうか、確認が必要(詳しくは下記に記載します)
上記を踏まえて、大きく下記3つのパターンに分かれます。
①防音室、ピアノ両方をこれから導入
②ピアノはあって、防音室をこれから導入
③防音室はあって、ピアノをこれから導入
少し特殊ですが、下記のパターンもあるでしょう。
④防音室とピアノがあって、防音室を入れ替えたい ⑤防音室とピアノがあって、ピアノを入れ替えたい それぞれ工程を解説していきます。
①まずはピアノ搬入の下見、日程調整、依頼をかけましょう。搬入日の翌日以降に防音室搬入を手配いただければ、ピアノがある状態で防音室を組み、防音室内に収めます。
②いつでも防音室導入が可能です。ピアノを避けながら防音室を組み、室内に収めます。
③ピアノ屋さんに下見を依頼して、建物、お部屋に搬入ができるか+防音室内に搬入ができるか確認してもらいましょう。防音室の一部を解体しないと搬入できないケースが多いので、その場合は防音室業者に一部解体を依頼します。一部解体後にピアノを搬入、再度組み立て、という工程になります。時期や業者の都合によってはそれぞれ別日工程で最大3日かかり、再訪問費用がかかるケースがあります。 ④ピアノがある状態で防音室撤去、再搬入、組み立てが可能なので、いつでも作業可能です。
⑤基本的には防音室を一部解体、ピアノ入れ替え後、現状復帰、という作業になります。状況によっては防音室が組まれた状態でピアノを出し入れできる可能性があります。以前搬入した際に出来ていれば、おそらく今回もできるでしょう。ピアノ屋さんに下見をしてもらえれば確実ですが、3,000~5,000円の費用がかかってしまいます。 〜ピアノ業者様の下見について〜 ピアノは非常に重く、繊細な楽器です。ピアノ業者様はプロですが、余りに狭い通路だったり、状況が際どかったりすると、作業を断られてしまうケースもあります。 クレーンでの吊り作業も条件が揃っていないと、事前に状況が把握できていないと、当日の対応ができないケースが多いです。 当日搬入できない事が判明すると、キャンセル料がかかってしまうケースも多いので、事前の下見依頼をおすすめしています。 多くの業者様で料金は3,000円〜5,000円、1~2週間以内に来てもらえる印象です。 当社で提携しているピアノ業者様は現状いないのですが、現場でよくお会いする業者様は下記の3社です。全国に倉庫や配送網を持っており、料金も比較的リーズナブルな印象です。 1、池田ピアノ運送 2、ピアノ百貨 3、ピアノ運送 何かご不明点がございましたら、お気軽に公式ラインまでお問い合わせお待ちしております。
クレジットカード決済に関しましては決済システムの”Square”というサービスにて対応可能ですが、サービス利用手数料が総額の5%かかって参ります。
分割払いをご希望のお客様は、Squareにて決済後、お使いのクレジットカードの引き落とし方法を分割払いに支払い方法を変更してください。
近々ローンでのお支払いにも対応予定です。
詳しくは下記ページをご参照ください。
詳しくは”火災報知器は必要か?”ページをご参照ください。
防音室が欲しいけれど、置く場所がない、、、
このようなお声を多数いただきます。
特に一人暮らしをされている方は1R、1Kなどの間取りで生活されているケースも多いでしょう。
ベッド、机、冷蔵庫、収納等、生活に最低限必要な物を置いたら、お部屋はもう一杯ですよね。
そんな声にお応えするべく、当社ではオリジナル防音室の製造販売を開始(2024年11月頃)するにあたり、”2段ベット式防音室”の開発に着手します。
どのような防音室かと言いますと、天井高が低めの防音室(13~150cm程度)の上に、マットレスや布団がおけるような台を作り、1階で防音室、2段目に就寝スペースがあるような形です。
皆さんのお部屋に置いてあるベットのスペースで、寝る+防音室を実現するのです。
*防音室の天井は低いので、座椅子スタイルになりますが、、、 これはお部屋の高さを活かした、まだどこにもない革命的な防音室です。
早く皆様にお届けできるように頑張ります。
当社では過去にだんぼっち、OTODASU、マイルーム、DIY.Mの取り扱い経験があります。
結論から言うと、どれも防音性能や快適性はかなり低く、ユニット式防音室と比べると実用的ではありません。
*この中でDIY.Mの防音性能は比較的高く、唯一実用性があると感じます。
”ほんの少しでも防音されればいい”と言う方であればいいかもしれませんが、それでも過度な期待はしないほうがいいでしょう。実物を試してみて、問題ないと判断できれば購入の余地があるかと思います。
そもそも簡易防音室の定義はなんでしょうか。
①特別な工具が必要のない簡易的な設計
②DIYでも危険のない重量、形状
③ヤマトや佐川さんで運べる梱包
この要素を全て兼ね備えている防音室です。
①組み立てに専門の作業員が必要となると、導入費用が上がりますし全国対応は難しいでしょう。その為、DIYでも組み立てができるシンプルな設計である必要があります。
②女性を含む一般の方がDIYで組み立てする想定ですので、なるべく軽く、大きすぎず危険のない形状にする必要があります。
③一般の運送会社でも運べるパッケージにまとめないと、つまり全国配送ができないとビジネスとして広がりません。簡易防音室は大量生産や配送の委託で利益を上げる商品です。
比較的安価で自宅に届く簡易防音室は魅力的に見えますが、①〜③の要素により防音室としてはかなり満足度の低い商品になるかと思います。
導入を検討されている方はネットでポチっとする前に、実物を確認することを強くお勧めします。
基本的に、最初から多機能なユニット式防音室というものは無く、基本的には防音性能を備えた”箱”にいろんな設備を加えて機能を追加していく、という形になります。
この”箱”が大きく広ければ広いほど、たくさんの機能を詰め込むことができるでしょう。 例) ・カラオケ
音源やスピーカー、マイクをミキサーに接続し、音量調整する。それっぽい照明やソファ、暗めの壁紙で雰囲気を出しましょう。
・シアター
シアター用の大きめなプロジェクターやモニターに加え、多チャンネルのスピーカーをセッティングし、臨場感が感じられる機材を導入します。照明はかなり暗め、ぼんやりとした間接照明やテープライトで映画に集中できる雰囲気を演出しましょう。
・寝室
布団やベット、ソファーベッドを設置し、エアコンで安定した空調を整えましょう。覗き窓を布などで塞いで視界や光をシャットアウトし、ぐっすり眠れる環境をセットアップしましょう。
・DIY部屋(加工や切削等)
室内に作業台、機械を導入します。作業音が響いて耳が痛い場合は吸音材で反響を抑えつつ、耳栓やヘッドフォンを使って耳を守りましょう。
木屑等が舞う場合は集塵機を入れたり、床をカーペットでは無く掃除がしやすい木床、クッションフロア等に変えたほうが良いでしょう。
以上のように、防音室の使用目的は様々で、1つに絞る必要はありません。
防音室の可能性を最大限引き出していただけたらと思います。
防音室は密室なので、空気を循環させるための換気扇が付いています。 最近の防音室では一つの穴で排気と吸気、両方を同時にしてくれる”ロスナイ換気扇”が主流となっています。
強弱の設定ができ、音も小さいので、快適にお使いいただけるかと思います。
空調、エアコンに関しては基本付属しておらず、後から取り付ける必要があります。 設置環境によって取り付けの可否や費用、条件が変わってまいりますので、エアコンの解説ページをご参考ください。
重要なポイントですね。我々は主に下記の要素で設置場所を考えていきます。
①設置環境
②ご用途、時間帯
③動線
④他スペースの活用
詳しく解説してまいります。
①設置環境
例えば一軒家なら、1階と2階、どちらに設置するか迷われることもあるでしょう。 防音室は床に接地しているので、音や振動、特に低音は下に対して伝わりやすいです。
選べるのであれば1階がベターで、これから防音室を置く物件を探されるのであれば、1階の物件を選ぶのが確実です。
*大音量、低音や振動ができるご用途の場合以外は、あまり影響ありません。
アパート、マンションですぐ隣に隣人がいる場合は、壁からなるべく離したほうが良いです。
ベストは”角部屋の外壁側に寄せて設置する”となります。
②ご用途、時間帯
低音が出るご用途なのか、深夜も音出しをするのか、音量が抑えられるのか、によっても変わってまいります。
例えば用途が作編曲で低音が出る場合、①でご説明したように1階、角部屋、外壁側に設置が理想です。
状況に応じて深夜はスピーカーのボリュームを落とす、ヘッドフォンに切り替える、等の調整が必要でしょう。
配信活動のご用途で、時間帯問わずハイテンションで叫んだり床をバタバタしたりするのであれば、やはり1階、角部屋、外壁側への設置がお勧めです。
夜はやらない、音量がそんなに大きくない、もしくは防音性能の高い防音室であれば、あまり気にしなくてもいいかもしれません。
③生活動線
防音室を置くことでベランダや収納、コンセント等が塞がってしまう場合があります。コンセントは電気工事で伸ばすことが可能ですが、ベランダや収納が塞がってしまうと困りますよね。
過去に”ベランダが塞がってもいいので奥に寄せて設置してほしい”(そうしないとベッドが入らない)というご要望を頂いたこともあり、お客様のご意向には最大限添わせていただきますが、できる限りお部屋の機能、生活動線を生かした設置パターンを考えます。
*後からやっぱりベランダを潰すべきではなかった、、、となっても手遅れです。
④他スペースの活用 お部屋の形、サイズ、柱や梁の形状次第では、デッドスペースができてしまう場合も多々あります。
なるべく多くの空間を活用できるよう、デッドスペースを最小限にできる配置を考えます。
①~④の要素をお客様にヒアリングし、優先順位がある場合はそちらも考慮しながら、設置環境に合わせてベストな配置をご提案させていただきます。
長年ユニット式防音室の現場に携わってきた私が、結論から言うと、”取ったほうがいいが、、、、、”です。
*実情としては、約7割の方が無許可、約3割の方が許可を取っています。
*マンションの場合、”火災報知器問題”が大きく絡んできますので、別の質問でお答えしています。
*許可を取らないで設置する場合のリスク、問題点は別の質問でお答えしています。
すでに入居している賃貸、もしくはこれから探して契約される場合でも、貸主(大家さん、管理会社さん)許可取りをしようとすると、対応は下記のパターンに分かれます。
①許可してくれる
②条件付き許可
③許可してくれない
①であれば問題ないですが、②、③の場合、厄介なことになるかもしれません。
②では、まず用途や職業、時間帯、防音室に関する仕様について根掘り葉掘り聞かれて、条件が付けられます。
・もしクレームが来たら即音出し禁止、防音室撤去
・床が沈んだり傷がついたら弁償
・現物を大家さんが見にくる
貸主からしたら当然の条件とも言えますが、ちょっと面倒ですよね。防音室を入れたことで、覚えのない文句を言われてしまうリスクもあります。 (実例:音出ししてなかった時間帯に他の世帯で音苦情があり、自分のせいにされた、など)
それでも条件をクリアすれば、無事防音室が設置できます。
③の場合、今住んでいる賃貸では防音室が設置できない事が確定してしまいます。もしくは内見で気に入ったお部屋があっても、防音室込みでは住めない、と言うことになります。
相談して却下されてしまったら、それでも強行して設置する、というのはかなりハードルが高いですよね。
次の質問では、”無許可で入れた場合のリスク、問題点は?”にお答えしていきます。
”賃貸に防音室を無許可で入れてはいけない”という意見が多く聞かれますが、本当にそうでしょうか。下記二つの観点から考えてみましょう。
①床が沈むから
②契約で禁止されているから
①床が沈むから
結論から言うと、防音室で床は沈みません。
詳しくは別のご質問でお答えしておりますが、築40年以上と古い、地盤が弱い、メンテナンスをしてない、水害やシロアリ害がある等、悪条件が重なった場合に沈む可能性はありますが、こちらは貸主の建物管理に問題があるケースとなります。
②契約で禁止されているから
一般的に使われる賃貸借契約書で、防音室が問題になる箇所を見てみましょう。
・退去時に現状復帰をしなければならない
→防音室は床に置くだけで設置できるので、撤去するだけで完璧な現状復帰が可能です。
・書面による承諾を得ない増改築、改造、模様替え
→建物自体に手を加えるわけでは無いので、該当しません
・爆発物、危険物、重量物等の持ち込み禁止
→防音室が重量物であるかどうかで判断が分かれます。一般的にはピアノや90cm以上の水槽、無垢材でできた大型タンス、ベッド、大型のトレーニング機器やオーディオ機器等が重量物とされ、100キロ以上のものは重量物という認識をしておくのが無難です。
となりますと、一般的に賃貸では防音室が設置できない、となってしまいます。
・近隣への迷惑行為(騒音、振動、悪臭など)
→大きな音、振動が出る楽器やスピーカー、アンプでのご用途では、防音室があるからといって昼夜構わず音や振動を出せるとは限りません防音性能の範囲内で時間帯も気にしながら音出しを制御する必要があります。
つまり一般的な賃貸借契約で防音室設置が問題になるのは、防音室が重量物に当たるのかどうか、という点が主になるでしょう。
ユニット式防音室であれば0.8畳の小さいものでも300kg前後ありますので、一般的な感覚で言えば重量物に100%該当します。
ただしここで諦めないで欲しいです。次の”防音室設置は床や建物に負荷がかかるのか?”をみていただければ、防音室の導入が現実的になるかもしれません。
防音室は0.8畳でも300kg前後の重さがある、重量物です。 *1枚1枚のパネルは20~30kgくらいですので、搬入時の負担はグランドピアノ(300kgの一塊)、高級大型家具(100kgの一塊)等と比べるとかなり軽いです。
この重量物を家、お部屋に入れるというのはどうゆうことなのか、イメージをつけていただくために解説します。
建築基準法では、住宅の居室180kg/㎡に耐えられるように定められています。
これはあくまで建築基準法による”最小値”(最低これくらいの荷重がかかり続けても建物に影響がないように設計しましょう)ですが、いずれにせよ一般的な住宅の床は、1平米あたり180kgまで耐えるように設計されています。
*実際には安全率を考慮して270 kg/㎡から360 kg/㎡程度の荷重に耐えられる可能性があります。ただし、荷重が床にどのように分散されるか、建物の年齢や状態、リフォームの有無などにより、実際の耐荷重が異なる可能性があります。
そこで、例えば、6畳のお部屋にヤマハアビテックス3.0畳のDr-35、高壁モデルを設置し、防音室内にグランドピアノ(C3)を設置するとします。
・防音室本体:約596kg
・グランドピアノ(C3):約320kg
・エアコン本体:約10kg
・人間:約65kg
総重量は上記の通り約991kgです。そして、防音室は約5.21平米(外寸:1,884mm×2,766mm)ですので、この防音室の1平米あたりの荷重は約190kg(991kg÷5.21㎡)となります。
これでは、建築基準法を超えてしまっていると思われますが、実際には6畳のお部屋全体でこの防音室を支えているため(※お部屋の広さや設置場所、状況によります。)
このお部屋の耐荷重は、「180kg×約10㎡(6畳の平米数)=約1,800kg」と考える方が妥当ではないでしょうか。
実際、テーブル(ざっくり1㎡)に大人が3~4人集まることはよくあるかと思います。大人1人の体重を65kgとしても4人集まれば260kgになり、180kg/㎡を大きく超えることになりますが、床が抜けるなんてことはないはずです。
つまり、日本の家、建物において、防音室の荷重がかかっても影響がないことがほとんどです。
私自身も長年防音室に携わってきていますが、防音室で床が抜けた、沈んだ、というケースは聞いたことがありません。
防音室は重く、1.2畳で320kg、2畳で450kg、3畳で600kgくらいありますが、日本の住宅はこの程度の重量で沈んだり、抜けたりしません。
過去当社で承ったり、目撃した重量級の現場をご紹介します。
・マンション2階に6畳、4.7畳×2台、総重量2200kg前後
・一軒家2階に4.3畳+グランドピアノ、総重量1100kg前後
・テナントビル8階に12畳ダブル、4.2畳×2台、2.5畳、アップライトピアノ4台、総重量9000kg
・一軒家1階に4.5畳ダブル、総重量 2500kg
他社様の施工事例も含めて見ると、上記くらいの重量を置いている事例はたくさんありますが、床が沈んだ、抜けた、というケースは一件も聞いた事がありません。 過去の大地震にも耐えてきたのです。 可能性として、床下で水害、シロアリ害があり、床、柱がボロボロで、そこに防音室の荷重が乗ることで床が沈む、抜けるというケースは考えられます。
また地震で建物が崩壊する時がありますが、防音室の荷重で倒壊のリスクが若干上がる可能性はあります。
つまり、築40年以上と古い、地盤が弱い、メンテナンスをしてない、水害やシロアリ害がある等、よっぽどの悪条件が重ならない限り、防音室で床が沈む、抜けるということはありません。